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のんき妻と頑固夫の介護生活


by kouchanyoko

清水由貴子さん

清水由貴子さんの訃報が流れています。

TVの報道でしか内容はわかりませんので、軽々に語る事は
できませんが、その死が自殺であった事は事実のようです。
ご冥福をお祈りいたします。

大好きなお母さんを残しての死という判断は、介護に関わるあらゆる
問題を抱える中で八方ふさがりで何処にも出口が見つけられなかった
結果なのかなと勝手ながら想像いたします。
家族のために一生懸命尽くされた方のようだっただけに
死を選ぶ前に他の手だては無かっただろうかと心から残念に思います。


介護に疲れて”心中””殺人””介護放棄””自殺”等の記事を目にする
たびに我が身に置き換えてしまいます。

幸い我が家は今の所無事に過ごしてはおりますが、今後どのような問題が
起きるのか、あるいは自分の心境にどのような変化が起きるのか、
今のままの生活が続いて行く事はありえないことで、負担がお互いに
増えて行くのは解っている事なので先の事については良く考えます。

行き詰まりを感じた時、万が一にでも頭に『死んだ方が楽になるかなぁ』
と言う考えが浮かんだ時が私の限界なのだろうといつもその覚悟を
もっています。

『死』に心が支配されそうな時が来ても、介護される相手に『死のうか』
とは私は決して言ってはいけないと心に決めています。

そういう時にこその介護施設です。
第三者に委ねる心苦しさ、離れて暮らす心細さ、介護を放棄してしまう
という自己嫌悪、色々な辛い感情を自分の中で葛藤しながら、第三者の
力を借りてでも(ここに子供は入ってないんですねぇ)
やっぱり生きられる所まで二人で生きたい。
介護の形,生活の形が変わっていっても、残念ながら離れて
暮らさなければならなくなっても、何時か必ず訪れるお別れの時まで
おとうちゃまの顔を見ていたい。

偉そうな事ですね、ごめんなさい。暗くなりましたね。

いつもは明るく笑顔でがモットーですが・・・・・003.gif
残りの人生出来るだけ笑える事に出会いたい・・・003.gif
無理してでも笑顔・・・・だよね・・と自分に言い聞かせています。
by kouchanyoko | 2009-04-22 10:23 | ふっと思う